こんにちは、公認心理師&セラピストのあべ子です^^
今日は、お悩みに回答します。
皆さんも、よろしかったら下の投稿フォームからお悩みを送ってくださいまし^^
※実際にあったお悩みをもとに、ブログ用に内容を変更しています。
【相談内容】
新卒の小学校教員です。
もう仕事に行きたくありません。
疲れてしまいました。
クラスの子どもたちへの言葉使いが良くないと校長室で指導され、トラウマになりました。
指導されたのは3回目ですが、自分でいい言い方と悪い言い方の差がわかりません。
辛いのは、家に帰ってからや休日に「また指導されたらどうしよう」と考えて不安でたまらなくなることです。
最近マズイかなと思うようになったのが、家から出る気になれなくなってきており、学生時代に好きだった趣味を楽しいと思わなくなってきていることです。
ご飯も食べる量が減ってきました。
親からは、仕事がつらいのは当たり前で甘えだと言われました。自分自身働かないといけないという気持ちもあり、参っています。
こうなる原因を作ったのは自分自身ですが、もうきついです。
どうしたらいいのでしょうか。
(N先生)
自分の何がどう悪いのかが分からない状況で何度も指導されるのは、正直、堪えますよね。
ただ、同じ問題がパターンとして繰り返される背景には、必ず人間的な成長ポイントが隠れていると言われています。
自分の心に正直に生きることが推奨されがちな令和の時代。
「どうしたらいいか」よりも「どうしたいか」に焦点を当てつつ、自身の伸びしろにも目を向けた上で、「どう在ろうとするか」がこれからの生き方のヒントになるんじゃないかなと思います。
心身の状態について
>最近マズイかなと思うようになったのが、家から出る気になれなくなってきており、学生時代に好きだった趣味を楽しいと思わなくなってきていることです。
>ご飯も食べる量が減ってきました。
こういう風に、意欲のや食欲の低下、今まで楽しめていたことが楽しめなくなるといった変化は、N先生の心と体がストレスに対処しきれずに起こしてるストレス反応だと思います。
これらの状態が2週間以上続いている場合は、うつなどの心配がありますから、精神科や心療内科の受診も視野に入れておきたいところです。
詳しい診断はお医者さんに任せるとしても、少なくともご相談の内容からは、仕事によるストレスでN先生にメンタル不調が出始めていることは想像に難くありません。
>こうなる原因を作ったのは自分自身ですが、もうきついです。
>どうしたらいいのでしょうか。
とのことですが、N先生的には、もう教師を続けることがきついなあというのが率直な思いなのではないでしょうか。
こういう場合、とりあえずまとまった期間休職するという選択肢ももちろんありますけど、
>辛いのは、家に帰ってからや休日に「また指導されたらどうしよう」と考えて不安でたまらなくなることです。
と書かれているので、N先生の場合は休んでいる最中に不安がさらに増大して、復帰が難しくなりそうなので、あまりは良い手ではないかも知れませんね。
つらさの背景:理解できていない問題は解けない
今回、言葉遣いの件で3回も指導が入って、つらい思いをされたとのことですが、
「また指導されたらどうしよう」と不安になるのは、自分のどういう部分がどう良くなかったのか、どうすれば良くなるのかを理解しきれていないからかなぁと思います。
理屈がわかっていないと問題が解けないのと同じですね。
教師に求められる子どもたちへの適切な言葉遣いについて、指導を受ける中で「こうしたほうがいいよ」という指示なりアドバイスなりがあったと思うのですが、自分の理解や解釈が合っているのか確認してみたり、実際にやってみたり、上手くいかなければやり方を変えてみたり、といったことはありましたでしょうか?
忙しさのあまり、そこの部分があいまいなまま月日が流れてしまっていたのかも知れませんね。
今後の対策
これが今の自分、と受け入れる
言葉遣いの点では、まだまだ成長の余地がある。
これがN先生の現実なのだろうと思います。
もちろんN先生だって改善しようとしてこなかったわけではないと思うのですが、今までのやり方では効果が薄かったということなのでしょうね。
私なんかは特にそうですが、自信がなくなっている時ほど、変なプライドが湧いてくるし、自分の”できなさ”を見て見ぬふりしたいし、良さげな結果が出るまでは(あるいはその見通しが立つまでは)なるべく周りに知られたくないとさえ思ってしまいます。
これってつまり、できないヤツだと思われたくないということです。要は傷つきたくないんですよ。
だけど、本当はもうすでに自分に失望しているし、傷ついてる。それを認めたくなくてもがいている、そんな膠着状態なのかなと思います。
まぁ、こういう時はさっさと開き直るべしと教わりました。
一番やりたくないこと、恐れていること、避けてきたことと向き合うんですって。
たとえば…自分ができないヤツだと認め、恥を忍んで諸先輩方に教えを乞うこととか。
無理無理無理無理!!!って思います?
自分のマイナス面を認めて、世にさらけ出すことはとてもつらいし怖いことですけどね。
でもそれが今の自分の現在地なんだったら、しょうがないじゃないですか。
自分が目指す姿と今の自分を結びつける
一般に仕事の新人時代というのは、初めてやることばかりで自分一人ではわからないことも多く、先輩や上司に教わりながら、あるいは決めてもらいながら取り組み、仕事を覚えていく時期にあたります。
採用一年目でいきなり一人で何でもできるスーパー教師になることは不可能ですし、そうである必要もないですし、誰もそんなことを求めていないと私は思います。
ではN先生がどうすればいいかと言うと、今目の前に現れている課題を一つずつクリアしていくことです。
目の前の課題、そう、言葉遣いですよね。
今からでも十分リカバリーできると思うので、ご自身の言葉遣いについて取り組んでみてはいかがでしょうか。
心理学では、心の成長段階を次のように解釈しています。
- 依存(誰かに教えてもらったり、サポートしてもったりする段階)
- 自立(自分で考え、自分でやろうとする段階)
- 相互依存(お互いの得意な部分を活かしあって助け合う段階)
このように、人の心は、依存→自立→相互依存、という段階で成長をしていきます。
所属する集団が新しくなれば、その集団内で、また依存からスタートします。
このステップで言うと、N先生は新米教師なので、今のところ依存の段階にあると言えそうです。
依存のステージでは、しっかり周りに甘えて頼る・サポートしてもらうという経験を通して、一人前として独り立ちするための素地を養うことが課題です。
ですから、N先生が言葉遣いをレベルアップできるように、
「こういう風に言おうと思うんですが、どうでしょうか」
「他にもっといい言い方はありませんか」
「こういう時はこの表現で大丈夫でしょうか」
こんな風に、先輩や上司をつかまえて、しつこいくらいに何度でも聞いて大丈夫ですよ。
そして、あの先生は言葉遣いが上手いなーと思ったら、どんどん真似していけばいいですし。
とにかく周りの先生方は忙しくしていて声をかけづらいかも知れませんが、N先生が教師としてステップアップしていくためならば遠慮しなくていいんです。
N先生、
どんな想いで教師になったのか、どんな教師になりたいと思っているのか、教師になってどんなことを実現したいのか、もう一度思い出せますか?
すべてはそこに通じる通過点なわけで、四の五の言っている場合ではないんじゃないでしょうか。
N先生の気持ちが伝われば、周りの先生方もなんだかんだ言いながら親身になってアドバイスをくれるはずです。
「在り方」を決める
そうは言っても、今出ているストレス反応を無視することもできませんから、無理に頑張れと言うつもりはありません。
良い/悪いではなく、本当に教師に向いていない人だっているでしょうし、何が何でも教師を続けなくてはいけないわけでもありませんよね。
やってみて初めて「思ってたのとちょっと違うな」と気付いたり、今は少し距離を置いてゆっくりしたいと考えたりする人がいても、人それぞれですから不思議ではありません。
そういう意味でも、これから教師という仕事をどうしていくか、N先生が自由に決めていいんですよ。
親が仕事はつらいものだと言うから、我慢しないといけない。
仕事を1年で辞めるのは甘えと思われるから、辞められない。
働かないといけないから、仕事がつらくても続けるべきだ。
仕事はつらいもの。
仕事を1年で辞めるのは甘え。
上に挙げたことはすべて、誰かの意見だったり、いわゆる世間体や常識と呼ばれるものたちです。
今のN先生は、こういった”外側の声”を気にするあまり、自分の本当の気持ちが置き去りになっていませんか?
このような状態は「他人軸」と言って、どこか心が束縛されているようで窮屈に感じたり、監視され行動制限されたりしているように感じると表現する人もいます。
ですから、”外側の価値観”をいったん横に置いておいて、本当のN先生自身はどうしたいのか、どんな人生をどんな風に生きたいのかを、制限を付けずに自由に思い描いてみてください。
そして、自分の意志で人生を歩み、自分で自分を育てていくという前提に立った時、教師を辞めるのか続けるのかを、自分で決めることができるようになるのだと思います。
自分らしい生き方を手に入れるには
他人軸から自分軸へ
他人軸から抜け出すためには、自分の価値観に基づく自分軸に転換してくことが重要です。
しかし他人軸から自分軸への転換は、そう簡単にできることではありません。
何十年もかけて醸成されてきた心のクセは、状況を様々に変えながら色んな悩みに姿を変えて出てきます。
もし、「今まで順調に(騙し騙し?)やってこれたのに、こんなに大きな壁にぶち当たるなんて!」と戸惑っているのだとしたら、一度、ちゃんと向き合って人生のテコ入れをしてみたら?というサインなのかも知れませんね。
もちろん、他人軸のままなんとなく時間の流れに身を任せて生きていくこともできます。
要は、これからのN先生がどういう生き方をしていきたいのか、ということを”決める”ということなんです。
私を含め依存のステージや他人軸で悩む人というのはたくさんいます。そういった多くの人に共通して見られる特徴を以下にまとめてみました。
- 自分なりに考えてやってみるけど根本的な解決が難しい。
- 不安に心を奪われて行動できない。
- 自分は弱い・甘い人間だと思い込んで自分を責める。
- 他人にどう思われるかが気になって、そちらに合わせようとする。
- 物事を否定的に見がち。
- 自分にはダメな所や不十分な所ばかりだと思ってしまう。
- 無意識的に自分を良く見せようとしてしまう。
- 何でも一人で背負ってしまい、自力で解決しようとする。
- 自分さえ我慢すればいいと思って自己犠牲的な生き方をしてしまう。
- 自分の能力や成果を過小評価しがち。
- つい他人と自分を比べる。
どうでしょう、心当たりがある部分がけっこうあるのではないでしょうか。
これらの特徴というのは、実はこれからのN先生の成長ポイントとも言え、ここをクリアすることで人生の生きやすさがぐんとアップする部分だと言い換えることもできます。
ですから、もしN先生がこれからもっと自分らしく伸び伸びと生きていきたいと思うようでしたら、これを機会にぜひ最初の一歩を踏み出してもらえたらと思います。
もし私のセッションにおいでいただいたとしたら、次のような質問をしてみたいなと思っています。
これらの質問には、N先生の才能や価値、このお悩みから得られる恩恵、本当のN先生が望む生き方などを知るための手がかりが散りばめられています。
私のセッションを通してNさんに起こる変化
【自分の心を健康に保つ方法がわかる】
- 自己理解(才能、強み)
- 自己肯定感と自分軸
- 自己否定や自己嫌悪の取り扱い方
- 無価値観や孤独感の取り扱い方
- 自分のゆるし方
- 適切な毒の吐き方
- 苦手な人やキライな人をどうするか
【自分の体を健康にする方法がわかる】
- 頭痛肩こり腰痛
- 睡眠の問題
【心理学を応用した仕事術で仕事がサクサク進む】
- 仕事や責任を必要以上に背負わない方法
- 無理をしないで「仕事ができる人」になる方法
- 児童生徒への言葉かけのコツやテクニック
- 信頼される保護者対応
【特別支援教育の実践的なアドバイス】
- 児童生徒の実態把握のポイント
- 個別対応が必要な子への関り方
- 就学相談の基本的な考え方と進め方
- 他機関連携のコツ
などなど、私が経験してきたこと・学んできたことのすべてを使って、Nさんの疑問や悩みをリアルタイムで解消し、さらなる進化をサポートさせていただきます。
セッションのお申込みは、お問い合わせフォームからお待ちしております。

焦る必要はありませんが、自分の手で幸せを掴むんだと決意することが最短で最大の効果を生み出します。わくわくするような未来を一緒に目指しましょう!