自信のない先生必見!教師としての自分に自信がつく方法

ココロの話

こんにちは、公認心理師&特別支援教育士のあべ子です^^

みなさんは、教師としての自分に自信がありますか?

自己卑下が行きすぎて内心ビクビクしながら仕事をしていたり、いつもプレッシャーに押しつぶされそうでキャパオーバーになりかけている、気付けば「自分にはセンスがないんじゃないか」とダメ出しばかりしている、といった悩みを抱きながら日々の業務をこなすことに精一杯という先生は意外と多いのかも知れません。

この記事では、そんな先生方が少しでも自分の持ち味に気が付いて、「こんな自分でも十分大丈夫!」と思いながら仕事ができるようになるために、教師としての自分に自信を持つ方法についてご紹介します。

この記事は以下のような人におすすめ
  • 「教師としての自信」とは何なのか知りたい人
  • 自分は教師としてうまくやれているのか確認したい人
  • もともと自分に自信がない人
この記事を書いた人
公認心理師/心理カウンセラー/セラピスト
あべ子

激務に耐える先生のこころと体を整える情報を発信中。

【資格】
公認心理師、特別支援教育士、特別支援学校教諭専修免許状、教育学修士(障害児教育)、AGOメソッド®セラピスト

【経歴】
・元公務員心理職(教育委員会に10年以上勤務)。
・特別支援教育について教職員への助言にあたる。
・発達相談・教育相談 延べ3,000件。
・肩こり腰痛頭痛に20年間悩み、自律神経を整える整体を習得。
・二児の母。

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教師は自分の成果が目に見えづらい職業

日々の実践の中で、自分の関わり方や指導がこれでいいのか、と悩むことがありますよね。

特に、支援を要するお子さんなんかの場合、状況がなかなか改善されなかったり、学習が積み重なっていかないといったことは珍しくないため、目に見える成果(変容)が得られない状態が続くと、それによって先生が自信を無くしてしまうことが心配されます。

そういった先生方にはいつも、自分の頑張りを自分で正当に評価することと、自信を取り戻して自分の持ち味を生かしながら自然体で仕事ができるようになること、つまりは自己肯定感を上げていきましょうということをアドバイスさせていただいています。

自分の頑張りを認める

一般に、教育の効果というのは、子ども側の要因・文脈、周りの環境との関係性も大きく関わってくるので、先生側だけの努力ではコントロールしきれないものです。

だから、指導の成果を子どもの変容で測ろうとすると、たいていはうまくいきません。

そもそも、今すぐ結果につながらなくても、何年後かに「ああ、あの時に先生が…」ってなることもないとは言えず、そういった意味でも、教育の効果というのは見えにくい(それゆえに先生側がしんどくなりやすい)というのが定説です。

なので、先生が、実際に何を考えてどういう試みをしたか、どんなことを学んで、どんなことを指導に取り入れたか、どんな気持ちで向き合ったか(向き合い続けたか)といった自分自身の取り組みを評価する、という視点が自己肯定感を保つためには欠かせません。

狙った通りに結果が出るのがもちろんいいけれど、そうでないからと言ってダメということでもないんですよ。

特に、特別支援教育の領域では、その指導の結果、子どもの状態が変容しなかったのであれば、その結果を受けてPDCAサイクルを回していくという個別の指導計画に基づく支援スタンスそのものが、自分軸で子どもと関わるということとイコールになります。

結局は、「自分はどうしたいと思って、何をしたのか、なぜその方法なのか」をきちんと説明できることが重要で、そんな自分の頑張りをちゃんと自分で分かってあげることが大事なんじゃないかと思いますがいかがでしょうか。

仕事とは自分の価値を提供すること

すべての先生は、全員、教師としての自分にもっと自信を持っていいのではと思います。

若手の先生なんかは、「自信を持ちたいけど、まだ自分はそんなに経験もないし…」と思うかも知れませんね。

だけど、本来、自信というのは、「〇〇ができるようになったら自信がつく」とかそういう条件付きのものではなく、「今の自分にOKを出せること」と同じことだというのが私の持論です。

慢心するという意味ではなく、「今の自分にできることを精一杯やらせていただく」「結局は、できることしかできない」、そんな気持ちで物事に取り組む主体性、みたいな感じです。

そのためには、自分の長所や才能を知ることが欠かせません。

なぜなら、仕事というのは、基本的には自分の価値を相手に提供することだからです。

教師としてやるべき業務は決まっているかも知れませんが、それをどのようにやるかは先生一人ひとりの個性によって違ってくるはずです。

仕事でも何でもそうですが、しんどい時というのは自分の才能を上手く使えていない時だったり、苦手なことを何とかしようと奮闘している時だったりするわけです。

ですから、自信を持って仕事ができるようになるための一番の方法は、自分の長所、価値、魅力、才能といったことをきちんと理解して、それらを仕事を進める推進力として使っていくということだと言えます。

自分の価値や才能を知る方法

あべ子
あべ子

自分の価値や才能を知るための方法をご紹介したいと思います。

私が駆け出しのカウンセラーだった頃にお師匠様から課された宿題がありまして、それは、

『自分の価値・魅力・才能・長所を100個書いてくる』

というものでした。

凍り付きましたよ、自分のイヤな所なら秒で100個とか言えるし楽勝なんですけど、その逆なので…。

他人軸強めで生きていると、自分を下げることは得意になるけど、自分の良さを見つけたりそれを自分で受け入れたりすることは、大の苦手になります。

自分がいかに普段から自分自身をないがしろにしているか、自分で自分の良さを見て見ぬふりをして自分サゲキャンペーンをしているか、そういったことに気が付くべきだし、本当の自分の才能を開花させれば色々なことが上手くいくし、もっと生きやすくなるんじゃね?ということを身をもって知りなさい、というお教えでした(多分)。

ばなーぬ先生
ばなーぬ先生

たしかに、褒められると全力で謙遜したくなるなぁ。

あべ子
あべ子

あるあるです。

ですからみなさんも、自分の価値・魅力・才能・長所・自分が教師に向いている理由を100個、紙に書き出してみましょう。

最初はものすごい抵抗を感じると思いますが、

強い意志を持って、

どんな手を使ってでも、

こじつけでも何でもいいので、

頑張って100個見つけてみましょう!

どうしても難しい!という人には、実際のカウンセリングで自分の価値・魅力を探すコツを伝授したり、一緒にその作業に取り組んだりもしていますから、ぜひご連絡をいただけたらと思います^^

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